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もう夫には恋はできない 黒木瞳 (2004.12 出版 2005.06 読破)
黒木瞳さんのエッセイだと思って手に取ったが、映画 『東京タワー』の役である詩史の視点で書かれたエッセイ…というか写真集にチョットだけ文字が書かれている感じの本。
フルメイクでめかしこんだ姿よりナチュラルメイクで自然な感じの方が若々しく見えるのが不思議。
こんな風に年齢を重ねていけたら良いなぁと思いつつ、写真集を眺めるような感覚でアッというまに読み終えてしまった。
先に映画を見てから読む方が楽しめるのかも?
対岸の彼女 角田光代 (2004.11 出版 2005.08 読破) 期待はずれだった度 ★★★☆☆
性格も環境も違う二人の30代女性の話。
勝ち犬と負け犬の友情は成り立つのか!?というのがこの本の宣伝文句らしいがハッキリ言って二人の友情を描いた小説という印象は薄かった。
表面的には正反対の二人だけれど高校時代に大切な友人を失ったという共通したトラウマがあるのだから分かりあえて当然。
二人の描き方も極端すぎてイマイチ感情移入も共感も出来なかった。
話題性の割に期待外れでガッカリ。
知りたがりやの猫 林 真理子 (2004.11 出版 2006.02 読破)
小説新潮に掲載された短編の寄せ集め。
不倫を扱った話が多いのに、似たような話ばかりという印象は無かった。
さすが大御所の作家さんだけあり、女の裏側というか心の奥の嫌な部分をサラリと書くのが上手いなぁと感心。
天使の梯子 村山 由佳 (2004.10 出版 2006.02 読破) 満足度 ★★★★☆
この作品は著者のデビュー作である「天使の卵」の続編。
前作を読んでいないので物語の内容を理解できるのか心配だったが全く問題無し。
物凄く切なくて感動。
一気に読んでしまった。
アフターダーク 村上 春樹 (2004.09 出版 2006.04 読破)
読む前にアマゾンのレビューを見て、「村上春樹っぽくない」「村上龍が書いたのかと思った」等の感想を目にしていた。
最近は読む機会が減ってしまったけれど一時期は結構ハマった作家さんだけに不安な気持ちで読み始めたが、しっかり村上春樹っぽい作風だと思えて安心。
もしかして代表的な作品である「ノルウェイ森」だけしか読んだことのない人には受け入れにくいのかも?
おなかがすいたらごはんたべるんだ イ・ギュギョン (2004.09 出版 2005.09 読破)
韓国の大ベストセラーを女優の黒田福美さんが翻訳。
「おなかがすいたらごはんをたべる」と同じように当たり前のコト
「おなかがすいたらごはんをたべる」と同じように当然のコト
「おなかがすいたらごはんをたべる」と同じように誰もが納得するようなコト
そんな話が短い文章と可愛らしい絵で綴られている。
黒田さんも「あとがき」で書かれているが、常に傍らに置いて心が揺らぐような時いつでも開いて読みたい本。
リュ・シウォンの美味しい誘惑 リュ・シウォン (2004.08 出版 2005.04 読破) 韓流かぶれ度 ★★★★★
写真集+料理本って感じだけど料理レシピはケーキから肉料理・魚料理と、どれも本格的。
あまり手の込んだ料理をしない私にとっては手軽に出来そうだとは思えないレシピだらけで写真集としてのみ楽しむことに…
トリアングル 俵万智 (2004.05 出版 2005.08 読破)
俵 万智さんの初小説。「不倫」「二股」と一見ドロドロしそうな内容なのに淡々とした印象。
既婚・未婚に関係なく、まだ子供を産んでいない30代半ばくらいの女性にはズシリと来る本だと思った。
ちょうど自分が「そろそろ子供を産むタイムリミットかな?」とか最近色々考えてるから、そう感じたのかもしれないけれど…
太陽と毒ぐも 角田光代 (2004.05 出版 2005.09 読破) やっと共感できた度 ★★★☆☆
コレを読む前に著者の本を何冊か読んでみたが、どれもイマイチだったので打ち止めにしようかと思いつつ借りた短編集。
価値観の違うカップルの色々な話が収録されており、ちょうどダンナとの価値観の違いで凹んでいる時に読んだせいか初めてシックリ来た。
ダ・ヴィンチ・コード ダン・ブラウン (2004.05出版 2006.07読破) 満足度 ★★☆☆☆
映画化でも話題となった世界的ベストセラー。
キリスト教について詳しくないし宗教問題にも興味が薄いので期待したほど面白い本では無かったという印象。
正直言って、何故あれほどまでに話題を呼んだのか理解できない。
単にサスペンス小説を楽しみたいなら、もっと他に面白い小説があるのではないかな…と思う。
芸術やキリスト教というものに深く関心のある人なら楽しめるのかもしれないが、ハッキリ言って自分向けでは無かった。
どんなに話題性が高くても向き不向きはあるものだと実感。
榊原るみのお片づけしましょ! 榊原るみ (2004.04 出版 2005.12 挫折)
図書館で読みたい本が見つからなかったのでウッカリ手に取ってしまった。
とりあぜす借りてはみたが、イイ歳して自分のことを「ルミルミ」とか呼ぶ筆者に軽くひいた。
肝心の内容もバカバカしいくらい当たり前のことばかりで最後まで読むことが出来ず途中で挫折。
収納に関する本は沢山あるが物を持たないための本です!と豪語する割に、あまりにも陳腐な内容で読むに値しない本だと思った。
ああーん、あんあん 室井 佑月 (2004.01 出版 2006.04 読破)
出産話は以前読んだエッセイと被る部分もあったけど、ストレートな文章は何度読んでも面白い。
ラブラブなノロケ話を散々書いておきながら、いざ出版となったら離婚しましたというオチ付きとは作家って因果な商売だな…
まむしのanan リリー・フランキー (2003.12 出版 2006.11 読破) おもしろかった度 ★★★★☆
あまり頭を使わずにサラリと読めるような本を探している時、手にとった。
正直、暇潰しというか、それほど期待していなかったのだが、なかなか面白くてアッというまに完読。
ちょっとエッチな話題をサラリと書いているかと思えば、なかなか鋭いとこを突いてくるなぁと感心してみたり、意外と奥の深い本でございました。
ちなみに、この本の装丁&構成は小泉今日子のエッセイ集「パンダのanan」を参考にしたのだとか(笑)
ピンク・レディー世代の女の子たちへ 益田ミリ (2003.09 出版 2005.09 読破)
同世代の人が読むと懐かしくて面白い気持ちになることは保証します。
ナメネコ ボンボン付きの靴下 ハチマキの縛り方 コンバースの履き方 髪の毛の縛り方 などなど…
どのページを開いても 「そう!そう!そうだったよねー!」 「あった!あった!!懐かしいねー!」の連続。
ハッキリ言って買って読む価値がある本だとは思えないけれど昔を懐かしむには最適な本だと思う。
デッドエンドの思い出 よしもとばなな (2003.07 出版 2006.01 読破)
作者自身が「あとがき」にも書いている通り、切ない物語でイッパイな短編集。
私は小説を読んで涙することは滅多に無いので涙出るほどではなかったが、切ない物語。
切ないのに後味が悪いという訳ではなく、割と好きな部類の小説だと思った。
今まで何故か、よしもとばななサンの作品をあまり読んでいなかったことに気づき、意外と面白いと知ったので機会があれば他の作品も読んでみたい。
クルマは男のエクスタシィ 室井 佑月 (2003.06 出版 2006.02 読破)
ヨミウリウイークリーという男性向け雑誌に連載した車に関するエッセイ集。
車の知識なんか全く無いのに男性向け=車というイメージから勢いで連載を決めてしまったという割には車に纏わるウンチク満載。
なるほどと頷ける部分も多くて面白かった。
永遠。 村山 由佳 (2003.03 出版 2006.04 読破) 本だけじゃ物足りないかもしれない度 ★★★★☆
この本の登場人物のように特別な思い出は無いけれど久し振りに水族館へ行きたくなった。
とても薄い本だからなのか、やや描き足りない感がしたが、読み終えてから内山理名主演 「卒業」 という映画のサイドストーリーとして書かれたものだと知り納得。
映画を見ていなくても判りやすくて読みやすかったが、映画の方を見てから読むべき本だったのかも?
バナタイム よしもとばなな (2002.12 出版 2006.05 読破)
自分が気に入ってる作家さん数名のWeb日記を読んでいると偶然なのか立て続けにばななさん話題が目についた。
同業者に慕われていると共に認められている作家さんなのだなぁという印象を受けたのがきっかけで初めて彼女のエッセイを手にしてみた。
なるほど。一体この人は何が言いたいんだろう?とか自分とは縁のない内容だからイマイチ共感できなかったとか、そんな感想はこれっぽっちも感じなかった。
これってヤッパリ文章力があるからなんだろうな…
晴れときどき猫背 村山 由佳 (2002.10 出版 2006.11 読破) 猫好きになりそうだ度 ★★★★★
村山由佳さんの小説は何冊か読んできたがエッセイを読むのは初めて。
どんな人なのか興味があったので手にとってみた。
雑誌LEEで連載されていたというので、もっと主婦の日常的エッセイ集かと思いきや、猫の話と田舎暮らしの話が大部分。
いままで猫を飼うことにも田舎暮らしにも興味は無かったが、読んだ後は猫を飼ってみたいなぁ…なんてチョット思ってしまった。
どちらかというと猫より犬派だったけれど猫って奥が深い動物なのだということも知った。
猫好きな人には絶対読んで欲しい本。
エコノミカル・パレス 角田光代 (2002.10 出版 2005.08 読破) イラついた度 ★★★★☆
これが初めて読んだ角田光代作品。もー全然ダメ。受け付けない。
30半ばにもなってプーで消費者金融から借金して水商売にも中途半端に片足突っ込んで若い男のメル友作ってフラフラと地に足がつかない主人公の転落していく様。
こういう話って何も得るものが無いどころか読後感も虚しくて後味が悪い。
読むだけ時間の無駄だったかも…これを読んで感動した人が居たらドコがどう響いてくるのか教えて欲しい。
淋しがり 藤堂 志津子 (2002.03 出版 2006.12 読破) 満足度 ★★★☆☆
藤堂志津子さんの小説を読むのは久しぶり。
7つの短編が収録されており、どれもオトナの恋愛小説という感じでサクサク読めたのだが、なんとなく以前に読んだことがあるような気がする。
本当に読むのが2度目なのか、似たような作品があったのかモヤモヤが残ってしまったけれど、それなりに満足。
肉体のファンタジア 小池真理子 (2001.06 出版 2006.01 読破)
肉体の色々な部分に焦点をあてたエッセイ集。
オトナのオンナが書いたという印象が強く、どれも色香漂う感がなんともいえず、「エッチ」でも「エロ」でもなく「色っぽい」という言葉がシックリくるような感じ。
世界の中心で、愛をさけぶ 片山恭一 (2001.03 出版 2005.12 読破) なるほど やっぱり純愛だねと思った度 ★★★★☆
映画やTVドラマで話題になっていた時は全然興味が無かったのにブームが完全に過ぎ去ってから、たまたま図書館で見つけたので読んでみた。
うーん。ホントに正真正銘の純愛小説という感じ。
ビデオに録画したまま放置してた映画版を早く見なくちゃ!という気持ちにさせられた。
紫のアリス 柴田よしき (2000.11 出版 2005.07 読破)
不思議の国のアリスと複数の殺人事件を絡み合わせた物語。
ラストはスッキリしなくてモヤモヤした感じもするけれど先の読めない話が好きなので面白かった。
読後は子供の頃に読んだことがあるはずの「不思議の国のアリス」を改めて読んでみたくなった。
シメール 服部 まゆみ (2000.05 出版 2006.07 読破) オススメ度 ★★★☆☆
現実には存在しないであろう登場人物が居そうな感じは、なんとなく冒頭部分から予想できたが、それでも飽きることなく最後まで読み終えることが出来た。
まぁまぁ面白かったけれど、物凄く面白かったとか、また同じ作者の他の作品を続けて読んでみたいという気持ちにはなれなかった。
働く女 群 ようこ (1999.12 出版 2006.03 読破)
久々に読んだ群ようこ作品はヤッパリ面白い。
普通のOLだけでなく芸能界や出版業界など自分とは無縁の職業で働いている女達にも不思議と共感。
面白くて読みやすくてアッという間に読み終えてしまった。
すれっからし 杉田かおる (1999.03 出版 2005.09 読破)
TVで見るキャラクターのイメージ通り、ストレートな物言いでタレントさんの実名もバシバシ出てきて面白かった。
ここまで書いちゃってイイの!?と読んでるこっちが心配になってくるほどの内容。
この本を読むと、スピード離婚にも納得せざるを得ないような気も…
蛇を踏む 川上 弘美 (1996.08 出版 2006.10 読破) お気に入り度 ★☆☆☆☆
著者のエッセイを読んで面白かったので小説も読んでみたくなり図書館から借りてきた。
第115回 芥川賞受賞作品と言うことなので期待して読み始めたが途中で挫折。
あまりにも非現実的な「うそばなし」の連続。
Amazonのレビューを読んでみると評価が両極端だということからも好き嫌いがハッキリ別れる小説だと思われる。
残念ながら自分にとっては好みの作風では無かった。
天使の卵 村山 由佳 (1996.06 出版 2006.04 読破)
第6回 小説すばる新人賞 受賞作品。
こんなに完成度が高くて感動できる小説(あくまでも主観ですが)がデビュー作というのに驚いた。
著者は受賞時、「格調高い文学でも全ての人を感動させられなくてもいい。ほんの何人かが心から共感してくれるような無茶苦茶せつない小説を書きたかった」というコメントを残しているそうだ。
少なくとも私は、ほんの何人かかもしれない心から共感できる部類に入ってしまった。
小説を読んで涙することなんか滅多に無いのにラスト部分では思わずウルッときそうだったから。
先にこの作品を読んでいたら以前読んだ「天使の梯子」に対する感想は少し変わっていたかもしれないなぁと思った。
N・P よしもとばなな (1990.12 出版 2006.09 読破) 満足度 ★★★☆☆ 内容の密度 ★★★★☆
何だろう?上手く表現できないんだけどモヤーっとした読後感。
呪われている(?)本とか、近親相姦とか、人の死とか、負でイッパイな内容だけどダークな感じは少ないような…
好きか?嫌いか?って考えると正直あまり好きな部類の本ではないかも。
面白かったか?面白くなかったか?って聞かれると微妙。
登場人物の数や物語の背景だとかに比べて詰め込まれているものが多すぎるのかもしれない。
もっともっと長編小説でだったら面白かっただろうなぁと思う。
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