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1958年 大阪生まれ 大阪府立大学電気工学科卒業後、エンジニアとして勤務しながら作家となる。

確か「幻夜」が出版されたころ「白夜行」の続編ということで話題になっていたように記憶している。
雑誌などで紹介されていたので興味を持ち、この2冊を立て続けに読んでみたところ人間の心の裏側を書くのが上手な作家さんだという印象を受け、すっかりハマってしまった。

黒笑小説 (2005.04 出版 2005.11 読破)  ブラックユーモア度 ★★★★★

本当にありそうで無さそうな13の短編は、どれもニヤリとさせられるようなブラックユーモア溢れる作品。
この人は、こんな作風のものも書いてたのか…と見直した。
個人的には、こういう小説大好き。
 

幻夜 (2004.01 出版 2004.08 読破)  満足度 ★★★★☆

「白夜行」の続編と言われているようだが話の作りが似ているだけで全く違う物語なので、続編というよりは姉妹作だと思う。
最後まで読み終えても、美冬の正体など謎が残ったままでスッキリしない部分もあるが「白夜行」と同じくらい面白かった。
 

手紙 (2003.03 出版 2005.01 読破)

ほんの気の迷いから起こしてしまった罪でも償いは必要だが、その償いの気持ちが単なる自己満足で終わってしまっては意味がない。
本人は反省しているつもりでも本当に不幸にならなければ償いにはならないのかもしれない。
加害者、被害者、加害者の家族…色々な視点から考えさせられる小説だった。
 

殺人の門 (2003.08 出版 2005.10 読破)  満足度 ★★★★☆

「幻夜」 「白夜行」 を少しだけ彷彿させるような物語だと思った。
老人をターゲットにした悪徳商法やネズミ講の手口の勉強になるので高齢者の人にも読んで欲しい。
主人公の人の良さにはチョット呆れてしまった。
 

ゲームの名は誘拐 (2002.11 出版 2007.03 読破)  満足度 ★★★★☆

藤木直人と仲間由紀恵が出演している「g@me」という映画化の原作だという事を読む直前に知った。
おかげで無意識に登場人物を二人に置きかえながら読んでしまった。
テンポよく話が進んでいき、最後まで面白く読めた。
続編とか別の登場人物を主人公にしたアナザーストーリーなんかも読んでみたいような気分。
 

レイクサイド (2002.03 出版 2005.12 読破)  満足度 ★★★☆☆

子供たちを中学受験させるために一生懸命な家族たち。
夏休みに湖畔の別荘で、お受験合宿を行っている最中に起きた殺人事件の話。
まだ子供が居ないからなのか、お受験に一生懸命な親の心情が全く理解出来ないけれど、小説としては面白かった。
真犯人がハッキリと分からない話は読後感がスッキリせず苦手なはずなのに、そんな事も気にならないくらい満足度の高い作品。
 

片想い (2001.03 出版 2004.05 読破)  満足度 ★★★★☆

本当に思いも寄らない展開で面白かったと共に、友情についてだとか性同一障害についてだとか色々な面で考えさせられもした。
登場人物の大部分は大学時代の元アメフト部OBという設定なので時々アメフトに関する用語が出てくる。
アメフトのルール(ポジションについて)の知識が少しあれば更に楽しめたような気がする。
 

悪意 (2000.01 出版 2007.02 読破)  満足度 ★★★★☆

人気小説化が絞殺されるという殺人事件を軸にした人間模様。
事件が解決して、犯人も分かって、これで終わりか…と思いきや、どうしてもシックリこない担当刑事が犯人が持っていた殺意の真相を突き止めていく。
単なる犯人探しの推理小説に留まらず、犯人の動機に焦点を当てた話という部分が普通の推理小説と違っていて面白かった。
 

白夜行 (1999.08 出版)  オススメ度 ★★★★☆

この作家さんにハマるきっかけともなった作品。
結構な厚さがある本なのに、アッという間に読み終えてしまう程のめり込んでしまった。
【追記】
後にTVドラマ化され、再び話題になった。
ドラマは小説のラストから始まるという斬新な作りで判りやすかったが、話の流れ的には小説の方が面白いと思う。
 

毒笑小説 (1996.07 出版 2006 読破)  満足度 ★★★★☆

タイトルの通り、少々毒のある短編小説集。
こんな話、絶対にあり得ない。でも、ひょっとして…と思うような話ばかりで面白かった。
 
 

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