■アポロ11号 ドキュメント
・1969.7.16(Wed)13:32(世界時) アポロ11号打上
タイタン5型ロケット 109m(うちモジュール25m),2700t
司令船5.9t 機械船25t 着陸船14.5t
・1969.7.20(Sun) 司令船コロンビア(マイケル・コリンズ乗務)より月着陸船イーグル分離
・1969.7.20(Sun)20:17:42(世界時) 静かの海 北緯0.67°東経23.49°にイーグル着陸
・1969.7.21(Mon) 2:56:15(世界時) ニール・アームストロング船長月に着地 19分後エドウィン・オルドリン着地
月の石約20Kg収集、地震計・レーザー光線反射装置(計約80Kg)設置、太陽風観測実施
TV視聴者推定6億人
・1969.7.21(Mon)17:54(世界時) イーグル離陸
・1969.7.24(Thu)16:50(世界時) アポロ11号帰還
■火星起源隕石
1996年8月7日NASAの科学者デービッド・マッケイから、1984年南極で発見された火星起源隕石「ALH84001」から微生物化石状模様が発見されたと発表。「ALH84001」はメロン大、40〜45億年前生成、1500万年前巨大隕石衝突で放出後、1万3000年前南極に落下したと推定されている。
火星起源隕石はこれまで20件以上の発見報告がある。最大の火星起源隕石は1962年ナイジェリアで発見された「ザガミ隕石」の18Kg。
日本では、南極やまと山脈付近で2001年1月に収集した隕石3554個の中から2個発見され、うち1個は13.7Kgで世界2番目。
■カタリーナ
2004年3月ブラジル沖で発生したハリケーン。死者・行方不明者11人を出した。
南大西洋は海水温27℃以下で、通常ハリケーンの発生しない地域での発生であること、またこのカタリーナが「地球シミュレータ」で再現されたことで注目を集めた。
地球シミュレータ
地球の気象予測を目的に造られたスーパーコンピュータ。5120台のコンピュータを一つの装置とすることで構成されている。2000年の実測データより、地球表面を一辺20kmの格子に分け高さ60層分の温度・風向風速及び地表の温度・潮流を元に計算を行う。
■気圧の記録
総合最低 沖永良部島 1977.. 9.. 9 907.3hPa
本土最低 室戸岬 1934.. 9.21 911.9hPa 室戸台風
県庁所在地最低 那覇 1956.. 9.. 8 936.6hPa 5612号台風
政令指定都市最低 大阪 1961.. 9.16 937.3hPa 第2室戸台風
温帯低気圧最低 根室 1994.. 2.22 948.7hPa
総合最高 旭川 1913.11.30 1044hPa
気圧単位の変遷
1875.. 6.. 1 インチ水銀柱
1882.. 7.. 1 mmHg
1945.12.15 mb(統計除く)
1950.. 1.. 1 mb(統計も採用)
1992.12.. 1 hPa
■ギャロッピング現象
送電線に雪が翼状に付着し風による揚力が発生、電線が大きく振られて接近・接触しショートする現象。
2005年12月22日の新潟大停電ではこの現象の発生が確認された。このほかこの停電は海水の塩分を含んだ雪も一因とされている。
■高圧氷
高圧下で生じ結晶構造が通常の氷である氷1とは相の異なる氷。高圧氷は1900年頃から作られ始め、氷2〜氷8が発見されている。
氷の融点は1気圧で0℃であるが、約2000気圧で約-20℃まで下がり、更に高圧になると高圧氷となって逆に融点は上昇、2万気圧では融点約80℃となる。氷1の比重0.92に対し高圧氷は1.14〜1.50となり水には浮かない。
■(鉄道)三線軌条
軌間(ゲージ)の異なる列車が乗入れできるよう、広軌線路の内側に狭軌用レールをもう一本敷設し、レールを三本一組とした線路。
日本では、小田急(狭軌1067mm)乗入れのための箱根登山鉄道(標準軌1435mm)小田原−箱根湯本間や、東急車輛工場からの列車(狭軌1067mm)搬出などのための京浜急行(標準軌1435mm)新逗子線などがある。
■しんかい6500・2000
海洋科学技術センター(当時)の有人潜水調査船。それぞれ6500m・2000m潜航することができ、「しんかい6500」は全世界海洋の98%を調査できる。
2007年3月15日には、石垣島沖・鳩間海丘で潜航1000回達成した。
しんかい6500・2000・母船データ  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄▼全長▼幅 ̄▼高さ▼重量▼耐圧殻 ̄▼竣工▼初潜航 ̄ ̄ ̄ しんかい6500 9.5m 2.7m 3.2m 26t 内径2.0m 1989 1989. 6.5(Mon) しんかい2000 9.3m 3.02m 2.92m 23.2t 内径2.2m 1981 1982.12.6(Tue) ※初潜航は共に相模湾  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄▼全長▼幅 ̄▼深さ▼喫水 ̄▼重量 ̄▼最大速度▼航海距離 ̄▼乗員 6500母船よこすか 105m 16.5m 7.3m 4.5m 4439総t 16ノット 9000マイル 57名 2000母船なつしま 67m 13m 6.3m 3.75m 1553総t 12ノット 8400マイル 55名
しんかい6500 再使用型潜水船世界最深潜航ドキュメント
・1989.4.26(Wed) 竣工
・1989.6. 5(Mon) 相模湾で初潜航
・1989.7. 5(Wed) 潮岬沖 4836m潜航
ハナガサナマコの一種(体長10cm)等を確認
・1989.8. 8(Tue) 岩手・大船渡港出港
・1989.8.10(Thu)11:01 1988年旧ソ連「ミール」の 6170m抜き世界最深達成
・1989.8.10(Thu)11:21 三陸沖日本海溝 6465m海底到着 山内満喜男船長・他2名
ナマコの一種と推定される生物一匹、中央に隆起部のある白色ヒトデ多数等を確認
・1989.8.11(Fri)11:28 三陸沖日本海溝 6527m海底到着 視界10m 山内満喜男船長・他2名は昨日と入替
潜航地点 北緯37°20′東経143°59′(昨日とほぼ同海域)
ナマコの一種(体長20〜30cm)、ソコダラ(体長40cm)、オレンジ・赤・白色のエビ、白色イソギンチャク等を確認
・1989.8.12(Sat) 岩手・大船渡港に戻る
うらしま
海洋研究開発機構の無人深海探査機。全長9.7m幅1.3m高さ1.5m、内蔵コンピュータにより独自航行する。
2001年、3518mの潜航に成功。2004年6月9日〜11日、駿河湾で220km連続航行した時点で台風4号の影響により航行継続断念。2005年2月26日〜28日に駿河湾の水深800m・25km直線折返しコースを5km/hで56時間航行し、317kmの無人深海探査機連続航行世界記録を達成した。
■スケーリーフット
「鉄製鎧」を持つ巻貝の一種。モーリシャス南西インド洋水深約2500mの熱水の噴出している場所「かいれいフィールド」に生息。殻は黒色系。体部分を硫化鉄を成分とする鱗が瓦屋根状に覆っている。
2001年4月 米・スウェーデンのグループが発見、2003年11月7日付米科学誌サイエンスより発表された。2006年2月、海洋研究開発機構などのチームが約200匹を捕獲した。
■スーパープレッシャー気球
宇宙航空研究開発機構の成層圏飛行用の無人観測気球。直径約70m体積20万m3、宇宙線観測などに用いられる。
2006年2月2日、直径約14mの実験用気球を計画通りの圧力・大きさで破裂させる性能実験に成功した。
■世界の8000m 14峰一覧
・存在する山脈を問わず全て西にある山から順に記載
(K) … カラコルム山脈
(無印) … ヒマラヤ山脈
・番号は高さ順 (高さm)
09 (8125) ナンガパルパット
02 (8611) K2 (K)
12 (8051) ブロードピーク (K)
13 (8035) ガッシャブルム2峰 (K)
11 (8068) ガッシャブルム1峰 (K)
07 (8167) ダウラギリ1峰
10 (8091) アンナプルナ1峰
08 (8163) マナスル
14 (8012) シシャパンマ
06 (8201) チョーオユー
01 (8848) エベレスト
04 (8516) ローツェ
05 (8463) マカルー
03 (8586) カンチェンジュンガ
■ちきゅう
海洋研究開発機構の地球深部探査船。2005年7月29日完成。全長210m・全幅38m・総トン数57087t・乗員150名。長さ約40m・直径13cmのドリルパイプの連結により7000mまで掘削可能。
2005年10〜12月の試験航海で、下北半島東沖水深約1200m地点の海底下70mの掘削が初めて行われ、植物プランクトン・火山灰・軽石を含む20〜30万年前の地層を採取。その後アフリカ沖・オーストラリア沖でも石油探査を兼ねた試験掘削が行われた。
2007年9月下旬〜2008年2月に紀伊半島南東沖・熊野灘の南海トラフで、東南海地震発生メカニズム解明を目的とする本掘削が行われ、6地点・海底下約1400mまで掘削予定、その後2010年〜2011年にプレート境界のある海底下6000mまでの掘削が予定されている。
■ドームふじ基地
南緯77゜19′東経39゜42′標高3810mにある南極観測基地。建物延床面積約420m2。
1996年、2503mの氷床コア掘削に成功。2006年1月23日には3028.52mの掘削に成功した。2005年のEUによるドームC基地の3270m・約80万年前のものより浅いが、ドームふじ基地の方が雪が少ないため約100万年前のものが得られた。なおこの氷には約80万年前に起こった地球磁場反転の時期前後のものが含まれているためこの点でも注目されている。
■日本・スウェーデン共同トラバース隊
国際極年(2007〜2008年)の重点事業として、氷床などの観測のため2800kmに渡り内陸観測を行う合同チーム。
日本隊は48・49次観測隊8人が昭和基地対岸の大陸上拠点を11月14日出発。スウェーデン隊はワサ基地を12月4日出発。2007年12月27日昭和基地から約1400km・標高3661mの地点で合流した。
■バイオスフェアII
ガラス製巨大ドームに科学者8名と動植物約3800種を外界隔離する世界初の実験。1991年9月26日8時20分〜1993年9月26日朝まで行われた。
ガラスドーム内は晴天時150℃になるためエアコンで対応、電力は外部発電、持込食料は3ヶ月分、その後は21ヶ月間自給自足された。
一部科学者の試算で二酸化炭素不足になると予測されたが、実際は土壌細菌により酸素が不足する事態が発生した。
主体: スペース・バイオスフェア・ベンチャーズ社
場所: 米アリゾナ州ツーソン近郊の砂漠
大きさ: 1.4ha 高さ27m
人員: 米・英・独の科学者男女各4人
設定環境: 珊瑚礁付最深7mの海・砂漠・草原・湿地・熱帯雨林
絶滅率: 20%以下
来訪観光客: 2年間で約50万人
■バディスティーナ
火星-木星間に軌道を持つ直径40kmの小惑星。
米サウスウェスト研究所は、バディスティーナと軌道や岩石の性質の似ている数千個の小惑星の運動を計算。これらの小惑星は約1億6000万年前に直径170kmのバディスティーナと60kmの小惑星の衝突により生成されたとの結果を算出、この中の直径10kmの破片が6500万年前の地球に衝突する確率は90%と推計した。この解析結果は2007年9月6日付ネイチャーに発表された。
■はやぶさ
宇宙航空研究開発機構の小惑星探査機。2003年5月9日打上、2005年9月12日イトカワに到着。大きさ約1.5m・質量510kg。
イトカワの高度63mからの表面撮影に成功。2005年11月20日イトカワへの着・離陸に成功したが、岩石採取に失敗した。26日に再び着・離陸を行ったが岩石採取用金属球の発射に失敗した可能性が高いと見られている。2010年6月帰還(帰還・試料回収ドキュメント参照)。
2005年11月20日の着陸時に先行着地させた直径10cmの着陸目印用反射板付ボールには、2002年5月10日〜7月6日の募集に応募した87万7490人の名前がアルミ箔に化学処理で一文字0.03mm角で刻まれ、ボールの内側に張られている。なお米土星探査機「カッシーニ」には61万人、宇宙研(当時)火星探査機「のぞみ」には27万人の名前が載せられた。
帰還・試料回収ドキュメント
・2009.11.4(Wed) 4基のエンジンのうち3基故障 1基は著しい劣化状態
・2009.11.11(Wed) 2基のエンジンのうち故障していないイオン源と中和器の相互組合せ同時運転成功
・2010.6.3(Thu) 軌道修正開始 6月5日までエンジン噴射
・2010.6.9(Wed) 軌道最終微修正
・2010.6.13(Sun)20:21 カプセル分離
・2010.6.13(Sun)22:20 12km/sで大気圏突入
・2010.6.18(Fri) カプセルを宇宙機構相模原キャンパスに移送
・2010.7.5(Mon) 微粒子発見 宇宙機構発表
・2010.10.6(Wed) 微粒子新たに約100個発見 宇宙機構発表
・2010.11.16(Wed) 地球の鉱物に比べ鉄の対マグネシウム比の高いカンラン石や輝石などイトカワ表面の岩石と一致 宇宙機構発表
・2010.11.29(Mon) 金属球不発はプログラムミスによる安全装置誤作動と判明/微粒子新たに数百個発見 宇宙機構発表
イトカワ
縦276m・横312m・長さ548m・自転周期12時間の小惑星。「ロケットの父」糸川英夫に因み命名。表面にクレーターがないという特徴を持つ。
組成が比重3.2の普通コンドライトである一方、小惑星全体の比重が1.9であるため、40%程度の隙間があると推察されている。
■富士山測候所を活用する会
2005年11月27日に設立された、無人の富士山測候所をより効果的に活用することを目的とする団体。
2007年から、アジア大陸からの大気汚染物質・永久凍土の調査による地球温暖化研究・希少コケ類などの研究を行なっている。
■プレレプトセファルス
ウナギの孵化直後の段階の仔魚(しぎょ)。
2005年6月、東大海洋研のチームがマリアナ諸島西のスルガ海山(高さは水深約4000mから頂上水深約40m)西100km付近で数百匹捕獲。遺伝子解析により初めてニホンウナギの産卵場所を特定することができた。
■分子ペンチ
ナノメートルサイズで動く「分子機械」の一種。
2006年、東大研究グループが開発した。取っ手部分にアゾベンゼン・支点にフェロセン・挟み込み部分に亜鉛ポルフィリンを使用。アゾベンゼンは紫外線照射で縮み、可視光照射で伸びる性質があり、これにより分子の挟み込みを行う。
■ベリリウム7
ベリリウムの放射性同位体の一つ。半減期53.12日で、軌道電子捕獲によりγ線を照射しリチウム7に崩壊する。
東北大は2004年9月21日までの実験で、球状炭素分子C60中に内包されたベリリウム7のリチウム7への崩壊時間が0.83%短い52.68日になることを確認した。C60中内包の原子の電子軌道が、通常に比べ原子核に近いためと考えられている。
■ペルチェ効果
異なる二種類の金属の電線を接続して直流電流を流すと、接続部分の二種類の金属がそれぞれ発熱と冷却を起こす現象。フランスのペルチェが1834年に発見した。
金属は熱伝導性が良いためこのままでは高・低温の利用は困難であるが、金属に代わり熱伝導性の低い半導体の利用による冷蔵装置が実用化されている。この冷蔵装置はコンプレッサー不要のため、小型装置に適す・静音であるといった特徴がある。
■マゼラン
米国の金星探査機。1989年5月4日スペースシャトルから放出、1990年8月10日金星に到着。直径約3.8m・高さ6.4m、近地点高度270km・遠地点高度8029km、解像度120-200mの合成開口レーダー(SAR)により金星の地図作成を行なった。
赤道付近にある8000m級の山で活火山の可能性のあるマートモンズ山やクレーターなどを発見。このほか1990年9月には約65kmの複雑な渓谷からなる天然の「人物地上絵」も発見。断層や複数の穴が形成されていることなどから、この地形はマグマの移動による地面の落ち込みによって形成されたと見られている。
■(雪)東京積雪記録
01 (明治16)1883.2.. 8 46cm
02 (昭和20)1945.2.22 38cm
03 (昭和11)1936.2.23 36cm
04 (昭和26)1951.2.15 33cm
05 (明治20)1887.1.18 31cm
06 (昭和29)1954.1.25 30cm
06 (昭和44)1969.3.12 30cm
08 (大正14)1925.1.30 27cm
09 (明治25)1892.2.19 25cm
10 (大正12)1923.1.25 23cm
10 (昭和43)1968.2.16 23cm
10 (平成. 6)1994.2.12 23cm
戦後豪雪災害ワースト4
(各年共前年末を含む)
1 1963年 死者231人
2 1981年 死者152人
3 2006年 死者150人
4 1984年 死者131人