ドット天国2M

Live×Evil〜OFFICIAL DATA FILE〜

個人的評価
★★★★
制作
発売日
ジャンル
対象年齢
対応OS
価格
備考
EDGE/SURPARA MARKET
2007年04月25日
ファンディスク
18禁
Windows98/2000/Me/XP
1,200円(税込)
CV有
シナリオ:宙地
原画:琴稀りん
音楽:CUBE

 『Live×Evil〜灼熱のエデマ/熱砂のプロメテウス〜』のファンディスク。SDキャラクターによるワールドガイド、新作1本を含むSS集、イラストに壁紙、本編発売時の宣伝ボイスなどが収録されている。本編はパッケージ販売でしたが、こちらはダウンロード専売のようです。

WORLD GUIDE
 SD化したメインキャラクター5人が、ユウシ先生の授業という形式で、ライブバイエビルの世界観やキーワードについて教えてくれる。『灼熱のエデマ』公式サイトからの再録だが、こちらはBGMありのゲーム形式で、幾らか読みやすかった。本編は設定が細かい割に表現や説明が不十分な気がするから、これを見て整理するといいかも。進行はコント風味で、笑顔が怖いユウシと天然のケンショウが特に笑えます。

GRAPHIC
 過去に雑誌掲載された1P漫画5本とイラスト13枚、公式サイトに掲載されたweb4コマ7本、そして『熱砂のプロメテウス』特典テレカ用の未公開イラスト2枚を見ることができる。1P漫画を琴稀りん氏が、web4コマを岩槻渉氏が担当。シリアスな本編とは程遠い内容のギャグで、どれも楽しめました。

SHORT STORY
 過去、公式サイトや雑誌に掲載されたものと、書き下ろし新作の「pattern on pattern」、計14本のショートストーリーを読むことができる。ライブバイエビルのシナリオが持つ叙情感は、こういった短いエピソードの中でこそ活きると思う。BGMが付くことで、ゲーム本編の雰囲気にほぼ固定され、これはこれで良かった。個人的には、尻敷かれコウ×ユウシと、不幸の似合ってしまうケンショウ×ファンレンがツボ。欲を言えば、ファンレン視点の話も読んでみたかったな。当時の挿絵(あれば)が背景CGとして挿入されている。ちょい誤字脱字あり。バックログが欲しかった。以下、各SSの内容メモ。

 「プリズム」…ユウシ視点。おもちゃを直してほしいと子供達にせがまれるコウの話。
 「holy of holies」…バイカル視点。初めてセイジュと出会った頃、揺れるバイカルの話。
 「honey, sweet day」…ユウシ視点。セイジュがホワイトデーのお返しをくれる話。
 「cub & night」…ユウシ視点。9歳の誕生日に妹がくれたプレゼントの話。相手は不明。
 「キャロル」…シュウト視点。ドラマCD『白色矮星』前提。ケンショウの弟と精霊の話。
 「白昼のユメ」…ユウシ視点。妙な香りを嗅いだら、願ったままの4人が現れ、戦慄く話。
 「ユリイカ」…ユウシ視点。カジノでケンショウに助けられた時の、本編より詳しい話。
 「after that...」…ユウシ視点。コウED後。片付けの途中で催し、お約束にオチる話。
 「Lunatic」…シュウト視点。「特別な人」を救いたい気持ちを、ケンショウにぶつける話。
 「掻き傷」…セイジュ視点。ケンショウの、いるかもしれない「特別な人」に動揺する話。
 「galf」…ケンショウ視点。ファンレンバッドED後。薬の代わりにセックスを与える話。
 「homecoming 1」…ユウシ視点。ケンショウED後。ラム肉を食べながら好き嫌いの話。
 「homecoming 2」…1の続き。一年半ぶりに訪れたカイエンで、不安に駆られるユウシ。
 「homecoming 3」…2の続き。雨宿り先の礼拝堂でH。互いの不安が取り除かれる話。
 「シロクロ 1」…コウ視点。ユウシとのグッドED後。子犬の躾で対立する二人の話。
 「シロクロ 2」…1の続き。ケンカして、仲直りして、いちゃいちゃH。オチがGOOD。
 「pattern on pattern」…ケンショウ視点。ユウシED後。溜まってムラムラと悩む話。

SOUND
 本作品内でボイスを聴くことができる唯一のコンテンツ。発売当時に配信された、番宣ボイス全9つが収められている。エデマ編は5つ(ユウシ&コウ、コウ&ファンレン、ファンレン&セイジュ、セイジュ&ケンショウ、ケンショウ&ユウシ)、プロメテウス編は4つ(ユウシ&コウ、セイジュ&アキ、シュウト&ハルト、ファンレン&ナガル)。それぞれの性格が滲み出ているだけでなく、話が繋がっているのが面白い。ちなみに音楽再生モードは無い(本編に有る)。

WALL PAPER
 壁紙。公式サイトで配布中の9種に、新作5種を加えた計14枚。描き下ろし無し。ほぼシリアス、一部SDキャラ。サイズは800×600と1024×768。新作のみ1280×1024も用意されている。デザインがいまひとつ。

総評

 ほとんどのコンテンツが再録なので、公式サイトや雑誌をしっかりチェックしてきたファンにとって旨みは少ない。逆に、そうでない自分にとっては(とりわけSSの充実ぶりが)ありがたく、十分満足できたファンディスク。新作ならではのアピール要素に乏しいものの、この価格なら買っておいて損はないと思う。

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