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花祭りって?

榊鬼の写真

 「花祭りってなに?」と言う人の為に、花祭りに付いて簡単にご説明。 飽くまで管理人の少ない脳みそで、最初に感じた花祭りを説明すると言う感じです。 ちょっと変でもご勘弁を〜!

 『まず最初に舞を舞う場所(舞庭)が見えてくる。 なんか装飾が吊るされた柱が立ってるぞ・・・。結界みたいだ。 天井からはカラフルな切り紙が大量に下がってるし。 中央には土釜があってお湯が沸いてるみたいだ。
ここで一体何が起こると言うのか!!

 なんか古風な衣装を付けた人たちが舞いだしたぞ。しかも長い!でもなんかかっこいい!! 洗練された動きで、飛んで回って跳ねて・・・。曲(楽)が頭に残って離れない。

 「テホヘ、テホヘ」なんか誰かが掛け声掛け始めた。 そしたら皆して声を出し始めた。よし。よく知らないけど私も。 なんだか楽しくなってくる。祭りに参加してるという実感からだろうか・・・。』

「テーホヘ、テーホヘ」 この掛け声を掛けたが最後。花祭りの虜になってしまったのです。 読んでも全然伝わらないわ!と思うと思います。 要するに花祭りの良さは見ないと分からないと。 そして一度見てしまったら、もう離れられない代物だと言う事です。

そんな素敵な花祭り。写真を見ればもう少し感じられるかも。

その写真は 写真館にて。

花祭り概要

月花祭り会館

 花祭は、愛知県北設楽郡、天竜中流域の西側に当たる奥三河の地に伝わる民俗芸能です。

その発生についてこれを明らかにする文献や資料がなく、 いつどんな形でこの地で行われるようになったかは定かではないそうだ。 伝承の主な説としては鎌倉から室町にかけての時代に、 修験者、山伏、聖のような人々によってこの地に伝えられたといわれている。

 特徴としては、修験道や密教に通じる独特の神事と、 その影響を受けた芸能の要素が強いことがある。 祭りは神事と舞とに分かれている。以前は「花宿」と呼ばれる民家で行われていたが、 現在は公民館等で行われている。

 舞庭と呼ばれる土間の真ん中に釜がおかれ、釜の周りで様々な舞が行われる。 祭りは、花宿の清めから始まり、神迎え、湯立て、宮人の舞(神事舞)、青年の舞 (市の舞、地固めの舞)、 幼児の舞(花の舞)、山見鬼、榊鬼など役鬼の舞、 禰宜・巫女・翁などの神々の祝福、少年の舞、湯で清める湯ばやし、迎えた神々を送り返す神返しまで、 ぶっ通しで一昼夜をかけて行われる。

 この花祭りは昭和51年に国の重要無形民俗文化財に指定されている。

花祭りは何故行われるのか?

 昔の人々は、天災、病気、その他一切の悪事は全て外部の悪霊のなせる業と考えた。 花祭りを行なう事は神のご加護受け、悪霊を払い除け、天災や病気から身を守る事が出来、 五穀の豊穣、幸福が与えられると信じていたのである。

 花祭りは今に残る農民信仰のあらわれであり、氏神様を迎えて心身を清め、 神の姿鬼のいでたち神人和合、五穀豊穣、無病息災を祈る行事だといわれているが、 その他にも様々な説があるようだ。

花祭り開催地区と系統

 花祭りは現在、愛知県北設楽郡(きたしたらぐん)
東栄町(とうえいちょう)

・月(つき)・御園(みその)・小林(こばやし)
・東薗目(ひがしそのめ)・足込(あしこめ)
・河内(こうち)・中設楽(なかしたら)
・中在家(なかざいけ)・古戸(ふっと)
・下粟代(しもあわしろ)・布川(ふかわ)の11ヶ所。

豊根村(とよねむら)
・山内(やまうち)・坂宇場(さかうば)・下黒川(しもくろかわ)
・上黒川(かみくろかわ)・間黒(まくろ)の5ヶ所。
(現在間黒は休止中です。)

津具村(つぐむら)
・津具の1ヶ所。

計17ヶ所で行われており、保存会の人々や地域の人々の力によって存続されている。

 この17の地域に分布する花祭りは、天竜川の支流である
大入川流域に分布する「大入系」の花祭りを行なう地域が8ヶ所、
振草川流域に分布する「振草系」の花祭りを行なう地域が8ヶ所、
そして「大河(川)内系」1ヶ所と言うように、3つの系統で形作られている。

   東栄町では、御園(大入系)、小林(大河内系)、東薗目(大入系)、 月、足込、河内、中設楽、中在家、古戸、下粟代、布川(振草系)の順に開催されている。

 同じ町の中では系統が違っていても相違する部分は各々にあり、意外なところで相異なる部分があるようだ。 「振草系」8地区と「大入系」2地区は各々同じ系統で舞いや神事がよく似ているらしい。。

月花祭り

 今回(2003年度)管理人達は、 月の花祭に祭準備の段階から参加させていただいた。月の花祭りは外からの訪問者も快く受け入れて下さり、 私たちのような花祭り初心者にも色々な事を経験をさせて下された。

 祭りは、舞庭(まいど)と呼ばれる、四隅に柱が立てられた3メートル四方の土間で行われ、 中央には土で固められた大きな釜があり、天井には五色の紙で作られた湯蓋(ゆぶた)と、 四方には「ざぜち」と呼ばれる切り紙の飾りがつるされる。この舞庭で、様々な舞と神事が 夜通し繰り広げられる。

「テホヘ、テホヘ」と観衆から掛け声がかかり始めると、神と舞い手と観衆とが一つになり、祭りは最高の盛り上がりを見せる。

   特に月の花祭りは「湯ばやし」が見所。釜の側にいなくても舞庭に降りていればびしょぬれになれ、 来年の運勢もばっちり。

 この、年に一度の花祭のために、都会で暮らす村出身の人々も大勢帰省するようです。 祭りが行われる日は、村内外の老若男女が舞庭に押し掛け、花祭りを大いに楽しんで行くようです。 そして私たちも毎年楽しみにしている一員であります。

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